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淫の館
第1章 入館までの流れ 初日

入れ替わりに男がバスルームに向かう。

籐椅子に凭れかかって窓からの景色を見て気を紛らわせた。

ガラステーブルにアロマポットが置かれていて、甘く落ち着く香りが漂っていた。

男が持ってきたのであろう。
そんな気遣いにプロ意識を感じた。



「お待たせしました。」

男もバスローブを纏い部屋に戻ってきた。
襟元から窺える胸元と鎖骨の始まりに男らしさを感じ、ズクリとした。

「準備がよろしければうつ伏せになって下さい。」

男の指示は丁寧な口調のわりに抑揚がなく、従いやすい。

「はい。」

と答えてうつ伏せになった。

部屋の灯りが落とされて、カーテンが半分閉められると、男がうっすらと見える程度に暗くなった。

「では、始めますね。嫌な時、止めて欲しい時は、『終わりにしてください。』と言って下さい。
女性の『いや』『だめ』は、『もっと』という時もあるのでね。」

「はい。」

「では、アロマオイルマッサージを始めます。」

ギシッ…

ベッドの軋む音がして、
男の立つ方と反対側の、私の肩の脇に、男が手をついた。

いきなり覆われるような体勢に体に力が入る。


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