この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
淫の館
第19章 土の躾…2週目

そして下半身はしゃがむ方向には自由に出来るが、
館主様から『堂々と尻を天井に向けていろ。』と命じられ、その通りにしていた。
土の躾はやはり一種類しかないのだろうか。
そんなことを考えていると、広間に弟子たちがぞろぞろ入ってきた。
かなりの人数、たぶん夕食の支度や館の仕事分担の担当以外が全部来ているようで、私の顔のすぐ前を通り、後ろの方に回っていくから、誰が来ているのか、顔を見上げることは出来なかった。
シンと静まりかえる部屋、床と足裏が擦れる音や衣擦れの音で、皆が私の後方に座って、こちらを見ているように感じる。

