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淫の館
第22章 誇りと咎め
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館主様が毛羽たきを持ち脇腹をなぞりあげてくる。擽ったさとぞわぞわとする感触に力が抜けそうになりながらも内腿に力を入れて堪える。
少しずつグリップが下がっているのも判るが、身を捩り吊るされることに堪えながら、体の芯に力を入れる。
グリップの振動に快楽に流されそうになりながらも、ひたすらそれを食い締めることに意識して、とにかくグリップを落とさないようにしていた。
「本当にタエは辛抱強いのぅ。」
館主様が膝立ちになる。
そして、私の脛を掴んで足を開いていく。
「そうだ、脚で締めるんじゃないぞ。女の芯で掴むんだ。」
肩幅以上に足を開かれ、力が入らなくなっていく。
無機質な道具を食い締める私の全てが館主様に見られている。
とうとう館主様の手の幅一杯まで脚が開かれ、館主様が私の真下に潜り込んだ。
「さてさて落とすなよ。」
館主様が笑いながら内腿を舐め回す。
快感で力が抜けるのも許して貰えなさそうだ。
舌で舐め回され、唇で吸い付かれ、噛み付かれて痛みが走る。
それを快感だと体が知っているのに力を抜くことが許されない。
でも、館主様はお構い無しにあちこちに吸い付き、一番の核は期待して蜜を溢れさせる。
滑りがよくなり、ズズッ、ズズッとグリップが抜けていく、堪えなければならないのか、快感に身を任せればいいのかわからなくなっていった。
「気をやって脱力するなよ?」
そう言って館主様は根元まで鍼の埋められたクリに吸い付いた。
アッ、アアアッ、ダメダメダメいっちゃうぅ。
キャップを外され吸い付かれ、唇で揉むようにされると刺された鍼先が核の芯を刺激しビリビリと快感が駆け巡った。
「ほう、恥肉が棒を食い締めているのがよくわかるよ。気をやらずに頑張るんだぞ。
それ、褒美にナカもヨクしてやろう。」
グリップを握られ、ぐちゃぐちゃと出し入れされる。
うああああっ……
また闇に落ちた。
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