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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第32章 MMAサークル設立、カズのプロデビュー
オレは自販機でミネラルウォーターを買い、カズに渡した。
カズはミネラルウォーターを【ゴキュッ、ゴクッ】と一気に飲み干して少し楽になったのか、話を続けた。
「あれ、柔道部の古い畳なら譲ってくれるんじゃないかな…」
柔道部の畳か。
成る程、確かに柔道は畳の上でやるし、寝技の練習にもなる。
「そうだよ、柔道部の連中に聞いてみようよ!」
ヒロトが俄然ヤル気を出した。
「でも古くなった畳なんてあるのかな?それに顧問の先生が了承してくれるかどうかだな…」
何かオレたちじゃ畳なんて譲って貰えないだろう。
一体何に使うんだ?と言われ、総合格闘技の練習をするためです、なんて言ったら反対するだろうしな…
「小久保さんにも一緒に付いてきて頼んでみたらどうだろ?」
「ヒロトぉ、小久保さん結構忙しいんだぞ。オレたちにああやって教えているけど、あの人朝メチャクチャ起きるの早いんだぞ。それで寮長やってジムのインストラクターやって、オレたちに総合教えてるんだぜ」
小久保さんの1日はかなりハードだ。
寮長としてこの棟に住んでる全生徒の管理をして、授業中は駅まで出てジムのインストラクターをして夕方には食堂に戻って点呼を取って、それからオレたちに総合を教えている。
カズはミネラルウォーターを【ゴキュッ、ゴクッ】と一気に飲み干して少し楽になったのか、話を続けた。
「あれ、柔道部の古い畳なら譲ってくれるんじゃないかな…」
柔道部の畳か。
成る程、確かに柔道は畳の上でやるし、寝技の練習にもなる。
「そうだよ、柔道部の連中に聞いてみようよ!」
ヒロトが俄然ヤル気を出した。
「でも古くなった畳なんてあるのかな?それに顧問の先生が了承してくれるかどうかだな…」
何かオレたちじゃ畳なんて譲って貰えないだろう。
一体何に使うんだ?と言われ、総合格闘技の練習をするためです、なんて言ったら反対するだろうしな…
「小久保さんにも一緒に付いてきて頼んでみたらどうだろ?」
「ヒロトぉ、小久保さん結構忙しいんだぞ。オレたちにああやって教えているけど、あの人朝メチャクチャ起きるの早いんだぞ。それで寮長やってジムのインストラクターやって、オレたちに総合教えてるんだぜ」
小久保さんの1日はかなりハードだ。
寮長としてこの棟に住んでる全生徒の管理をして、授業中は駅まで出てジムのインストラクターをして夕方には食堂に戻って点呼を取って、それからオレたちに総合を教えている。