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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第33章 第二章 MMAデビュー戦
高校を卒業して二年が経ち、オレたちは大学二年生になった。
オレとヒロトは都内にある付属大学の経済学部に通い、実家に戻っている。
母親とは相変わらずの愛欲にまみれた生活で、ハタチを過ぎても他の女には目もくれず母親の肉体を貪っていた。
そして今日は都内でも有数の大会場、今日はここで総合格闘技イベント【KINGDOM】の大会が開催される。
と同時にカズのプロデビュー戦でもある。
【KINGDOM】とはここ数年の格闘技ブームに乗り、世界各国の格闘家を集め、総合格闘技を行うビッグイベントだ。
この大会には地上波や衛星放送でもライブ中継され、優勝賞金100万ドルという破格のビッグマネーを争う【KINGDOMヘビー級トーナメントGP】が開催される。
オレはおじさんがこのスポンサーの一員とあって、10万円を越えると言われるロイヤルリングサイドの席をオレとヒロトの分をプレゼントしてくれた。
「友達のデビュー戦なんだからな、せっかくだから一番良い席を用意しておいたよ」
おじさんの粋なはからいにヒロトは恐縮しまくっていた。
「リョースケ、お前あんな人と知り合いなのかよ!」
ヒロトは興奮ぎみに行きの電車の中でチケットを大事そうに取り出してまじまじと見ていた。
「知り合いというか、オレの父親代わりの人だよ。
覚えてるか、MMAサークル作る前にレスリング用のマットをプレゼントしてくれた人だよ」
オレは電車の窓の外の風景をみながら答えた。
「それにしても父親代わりって…まぁ、それよか今日はカズのプロデビュー戦だよな」
「そうだよ。アイツオープニングマッチっていうから第一試合の出場だぜ」
カズはウェルター級としてプロの総合格闘家としてデビューする。
オレとヒロトは都内にある付属大学の経済学部に通い、実家に戻っている。
母親とは相変わらずの愛欲にまみれた生活で、ハタチを過ぎても他の女には目もくれず母親の肉体を貪っていた。
そして今日は都内でも有数の大会場、今日はここで総合格闘技イベント【KINGDOM】の大会が開催される。
と同時にカズのプロデビュー戦でもある。
【KINGDOM】とはここ数年の格闘技ブームに乗り、世界各国の格闘家を集め、総合格闘技を行うビッグイベントだ。
この大会には地上波や衛星放送でもライブ中継され、優勝賞金100万ドルという破格のビッグマネーを争う【KINGDOMヘビー級トーナメントGP】が開催される。
オレはおじさんがこのスポンサーの一員とあって、10万円を越えると言われるロイヤルリングサイドの席をオレとヒロトの分をプレゼントしてくれた。
「友達のデビュー戦なんだからな、せっかくだから一番良い席を用意しておいたよ」
おじさんの粋なはからいにヒロトは恐縮しまくっていた。
「リョースケ、お前あんな人と知り合いなのかよ!」
ヒロトは興奮ぎみに行きの電車の中でチケットを大事そうに取り出してまじまじと見ていた。
「知り合いというか、オレの父親代わりの人だよ。
覚えてるか、MMAサークル作る前にレスリング用のマットをプレゼントしてくれた人だよ」
オレは電車の窓の外の風景をみながら答えた。
「それにしても父親代わりって…まぁ、それよか今日はカズのプロデビュー戦だよな」
「そうだよ。アイツオープニングマッチっていうから第一試合の出場だぜ」
カズはウェルター級としてプロの総合格闘家としてデビューする。