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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第33章 第二章 MMAデビュー戦
高校に入学した当初はややコミュ障で話が苦手だったヤツが高校を卒業し、教育学部に進学したと同時に小久保さんがインストラクターを務めるジムに入り、アマチュアの大会で好成績を上げたのをきっかけにKINGDOMからオファーがあった。
カズの才能、そして身体能力はずば抜けていた。
オレやヒロトがスパーリングしても全く歯が立たなかった。
線の細かった身体を肉体改造してウエイトアップしてウェルター級という日本では比較的重量級になる階級でデビューだ。
今ではコミュ障という面影も無く、精悍な格闘家という顔つきに成長した。
「もうすぐで着くぞ」
次の駅が会場の場所だ。
さすがにこの大会目当てのせいか、降りる乗客の人数はかなりいた。
「ヒロト、チケットちゃんと持ってるか?」
会場に入る前、オレたちは一般客とは別の特別な入場口から入った。
カズの才能、そして身体能力はずば抜けていた。
オレやヒロトがスパーリングしても全く歯が立たなかった。
線の細かった身体を肉体改造してウエイトアップしてウェルター級という日本では比較的重量級になる階級でデビューだ。
今ではコミュ障という面影も無く、精悍な格闘家という顔つきに成長した。
「もうすぐで着くぞ」
次の駅が会場の場所だ。
さすがにこの大会目当てのせいか、降りる乗客の人数はかなりいた。
「ヒロト、チケットちゃんと持ってるか?」
会場に入る前、オレたちは一般客とは別の特別な入場口から入った。