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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第34章 謎のセコンドの男
セコンドにはカズのトレーナーをしている小久保さんがいる。


【青コーナー182㌢77㌔、日本MMAアカデミー、片岡和寿~っ!】

カズはリングアナウンサーにコールされ、四方に頭を下げた。

「カズ、絶対勝てよ~っ!」

ヒロトがデカイ声で声援を送った。

ちなみにヒロトは高校を卒業して総合格闘技は止め、以前のようなポッチャリ体型に戻った。

オレも総合格闘技は卒業と同時に止めたが、筋トレだけは部屋で欠かさず行っている。

そのお陰で体型は高校の頃と同じで、身長は3㌢伸びて178㌢になった。

【赤コーナー177㌢77.5㌔、日本柔術アカデミー、田中義彦~っ!】

対戦相手はプロデビューして3戦目、2勝1敗でその2勝は全て判定によるものだ。

短く金髪に染めた頭にアゴヒゲ、右肩から腕にかけて何の模様か判別できない程のタトゥーを入れてる。

「最近、ブラジルの柔術家の影響か、タトゥーやってるヤツ多いよな」

確かに言われてみれば、タトゥー入れてる選手が目立つよな…

「ヒロトくんの言うとおりだな。私もあのタトゥーだけはどうしても好きになれんな」

おじさんは隣で座り、相手のタトゥーを見て、嫌悪感を示した。

「タトゥーって響きはいいけど、刺青ですからね。おじさん、そっち方面からスカウトされた事無かったんですか?」
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