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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第34章 謎のセコンドの男
おじさんは高校時代、かなりのヤンキーだったから、そっち方面にも面識はあったのだろう、とオレは思い、少しからかうように言った。

「さぁ、どうだったかなぁ…今思えばそんな人がいたような気がしたが…さすがにヤクザになろうだなんて思わなかったよ」

おじさんは笑いながら手を横に振った。

「ほら、それよりもうすぐゴングが鳴るぞ。二人とも親友の闘いを目に焼き付けておくんだ」

おじさんはそのためにわざわざこのVIP席を用意してくれた。

1席10万って…それだけこのKINGDOMというイベントはビッグマネーが動くんだろうな。

リング上では中央で対峙して、レフェリーから説明を受け、カズはうんうんと頷きながら聞いていた。

そして離れ際に両者はガッチリと握手してコーナーに戻り、ゴングが鳴るのを待った。

【カァーン!】第一ラウンドのゴングが鳴った。

オレたちは固唾を飲んでカズの試合を見守った。

KINGDOMオフィシャルルールによると、
1ラウンド10分、2ラウンド3ラウンド共に5分という変則スタイルで、決着方法はギブアップまたはKO、レフェリーが即座に危険と判断した時に試合を止めるTKO(テクニカルノックアウト)

パンチやキックの打撃で出血が酷い場合、リングドクターがチェックして、キズが深く、これ以上の試合続行は不可能だと判断した場合、その選手はドクターストップで敗者になる。

3ラウンドまで決着が付かない時は判定になり、ドローの場合はエクストララウンドとして延長の10分間を闘い、それでも決着が付かないと判断になり、ジャッジの採点がイーブンの場合はドローになる。


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