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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第41章 何故、知ってるんだ?
カズがオレとヒロトと同じように経済学部を選んでいたら総合格闘技は続けていたかもしれない。
だがカズはプロになる為、そして小久保さんを師と仰ぎ、小久保さんがインストラクターをしているジムに正式に入門する為に高校の校舎の近くにある教育学部を選び、オレたちとは別の道へ進んだ。
そんな事もあり、ポッカリと穴が開いたような感じで大学に進学してもどこのサークルにも所属せず、今まで家と学校の往復という退屈な大学時代を過ごしてきた。
その退屈だった大学生活に何かを変えてくれそうな存在が楓だ。
KINGDOMのイベントの後に家へ真っ直ぐ帰らず、駅前のインターネットカフェで一晩明かそうと思い、入ったら楓とバッタリ会った。
あの日からまだ何日も経っていないが、毎日のようにLINEでチャットをして、朝起きておはようから、夜寝る時のおやすみまでLINE漬けの日を過ごした。
オレの勝手な思い過ごしかもしれないが、楓はオレに好意を抱いている。
…いや、そこまで言い過ぎかも。
だが、好印象を持たれているのは間違いない。
恥ずかしながら、オレはハタチになった今まで恋愛はおろか、誰かを好きになった事なんて無かった。
女とはあくまで性処理の対象という存在でしか無かった…
家に帰れば母親がいる。
ムラムラしている、溜まってると思えばそれが朝だろうが夜だろうが構わず母親を求め、ザーメンを吐き出していた。
オレから求める事もあれば、母親から求められる事もある。
おかしいんじゃないか、と思われるのを覚悟に言うが、例えば夕飯の時、テーブルを囲んで母親が作る夕飯を食べている。
だがカズはプロになる為、そして小久保さんを師と仰ぎ、小久保さんがインストラクターをしているジムに正式に入門する為に高校の校舎の近くにある教育学部を選び、オレたちとは別の道へ進んだ。
そんな事もあり、ポッカリと穴が開いたような感じで大学に進学してもどこのサークルにも所属せず、今まで家と学校の往復という退屈な大学時代を過ごしてきた。
その退屈だった大学生活に何かを変えてくれそうな存在が楓だ。
KINGDOMのイベントの後に家へ真っ直ぐ帰らず、駅前のインターネットカフェで一晩明かそうと思い、入ったら楓とバッタリ会った。
あの日からまだ何日も経っていないが、毎日のようにLINEでチャットをして、朝起きておはようから、夜寝る時のおやすみまでLINE漬けの日を過ごした。
オレの勝手な思い過ごしかもしれないが、楓はオレに好意を抱いている。
…いや、そこまで言い過ぎかも。
だが、好印象を持たれているのは間違いない。
恥ずかしながら、オレはハタチになった今まで恋愛はおろか、誰かを好きになった事なんて無かった。
女とはあくまで性処理の対象という存在でしか無かった…
家に帰れば母親がいる。
ムラムラしている、溜まってると思えばそれが朝だろうが夜だろうが構わず母親を求め、ザーメンを吐き出していた。
オレから求める事もあれば、母親から求められる事もある。
おかしいんじゃないか、と思われるのを覚悟に言うが、例えば夕飯の時、テーブルを囲んで母親が作る夕飯を食べている。