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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第41章 何故、知ってるんだ?
近親相姦という感覚が麻痺していたオレは、楓によって教えられたかのような感じだった。
授業が終わり、オレは真っ直ぐに家に帰った。
本当は真っ直ぐに帰らず、楓とどこか寄り道して、デートらしき事をしてみたかったが、どうやって誘えばいいのか全く思いつかず、一人で帰った。
こんな時、せめて《一緒に帰ろう》なんて言えたら…
その一言が言えない。
言いたいだが、言えない。
もし断られたらどうしよう?なんてチキンな事ばかり考え、帰りの電車の中で次こそは一緒に帰ろう、と言ってみよう!何て頭の中でどういうシチュエーションでどんな顔して言うべきか、とあれこれシミュレーションしていた。
駅に着き、改札を抜けて家までの距離を歩いてる時もその事で頭がいっぱいだった。
そして自宅のマンションの前に着き、エレベーターに乗っている時、オレは何故か母親と顔を合わせるのが嫌になった。
また帰ってすぐに抱きつき、服を脱がされ、肉棒を咥えこむ。
不純だ…何て不純な事をしているんだ、オレは?
学校に行く時とはまるで違い、憂鬱な気分でエレベーターを降りてドアを開けた。
「おかえり、亮輔。もう少しで夕飯だから先にお風呂にでも入ったらどう?」
授業が終わり、オレは真っ直ぐに家に帰った。
本当は真っ直ぐに帰らず、楓とどこか寄り道して、デートらしき事をしてみたかったが、どうやって誘えばいいのか全く思いつかず、一人で帰った。
こんな時、せめて《一緒に帰ろう》なんて言えたら…
その一言が言えない。
言いたいだが、言えない。
もし断られたらどうしよう?なんてチキンな事ばかり考え、帰りの電車の中で次こそは一緒に帰ろう、と言ってみよう!何て頭の中でどういうシチュエーションでどんな顔して言うべきか、とあれこれシミュレーションしていた。
駅に着き、改札を抜けて家までの距離を歩いてる時もその事で頭がいっぱいだった。
そして自宅のマンションの前に着き、エレベーターに乗っている時、オレは何故か母親と顔を合わせるのが嫌になった。
また帰ってすぐに抱きつき、服を脱がされ、肉棒を咥えこむ。
不純だ…何て不純な事をしているんだ、オレは?
学校に行く時とはまるで違い、憂鬱な気分でエレベーターを降りてドアを開けた。
「おかえり、亮輔。もう少しで夕飯だから先にお風呂にでも入ったらどう?」