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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第41章 何故、知ってるんだ?
母親は明るい表情でエプロンに裸というAVのような格好で料理をしていた。

「…ただいま。そうする」

その姿を見てオレはますます自己嫌悪に陥った。

部屋に入り、バッグを放り出し、そのまま脱衣場で服を脱いで浴室に入り、汚れたこの身体を洗い流すかのように、頭の先から爪先まで何度も洗った。

いくら洗い流してもこの汚れた身体は洗い流せない…

やっぱりオレを浄化してくれる存在は楓しかいない。

オレは風呂から上がり、脱衣場で身体を拭きながら、スマホが気になり、部屋でLINEがきてないかチェックした。

あっ、LINEきてる!それもオレが風呂に上がった直後だ!

【明日のお弁当楽しみにしててね(ハートマーク)】

…あぁ、これだよ、オレが今求めているピュアな感覚。

【うん、楽しみにしてる(意味の分からんスタンプ)】

オレは返事を送って、ちょうど出来上がったばかりの夕飯を食べ始めた。

また飯食ってる時に変な事してこないだろうな…

オレはテーブルの向かいに座って夕飯を食べている母親を警戒した。

(今日は疲れたとか言って早く寝よう)

オレは急いで夕飯を食べ、食器をシンクに置いた。

「…何か今日スゲー疲れた。悪いけど先に寝るね、おやすみ」

オレはしんどそうな表情をして部屋に入ろうとした。

「どうしたの、亮輔?具合でも悪いの?」

母親の声を背に、オレは部屋に入った。

明かりを消して、ベッドに入りながら楓とLINEの続きをした。

オレはこの時間だけは邪魔されたくない。

いつものように他愛の無い話しだったが、オレにとってはかなり重要で貴重な時間だ。

これで満足してグッスリ眠れる。

最後に【おやすみなさい】と返事をして深い眠りについた。


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