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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第43章 こうなりゃ、飲もう!
「たかが合コンでしょ?それ断ってシカト食らうの?
それに毎回同じメンバーって事は、毎回合コンに失敗してるって事なんじゃないかな…あぁ、気を悪くしたらゴメン。
でもさぁ、そう何度も合コンして、相手が見つからないってのは、その合コン相手だけじゃなく、及川達の方にも何かあるから、いつまで経っても見つからないんじゃないかな?
…あの、これ決して悪口じゃなく、オレまだ合コンてした事無いんだよ。
でも、そう頻繁に合コンばっかやって、誰も彼氏が出来ないんでしょ?
それって何か変だなぁって思ってね。
まぁ、オレなんか合コンすら誘われた事無いし、誰もオレみたいなヤツを合コンに誘わないだろうけどね」
フォローになってないな、これじゃ…
楓はまだ下を向いている。
もしかして怒ってるのか、今の言葉で?
「…古賀くんお酒飲める?」
「は?」
「お酒飲んだ事ある?」
「そりゃ、まぁハタチだし、堂々と飲める年になったから飲むけど、普段は飲まないよ」
楓は持っていたアイスコーヒーのグラスをテーブルに置き、メニュー表を取ってオレに見せた。
「じゃあ、今から飲もうよ、ね?」
ニコッと満面の笑みを浮かべた。
まぁ、ビール一杯ぐらいならいいかな。
オレはメニューを見て何か食べる物も注文しようと探していた。
「あ、唐揚げある。唐揚げなんかどう?」
オレはやっぱりバカだ…
「唐揚げさっきお弁当に入ってたじゃん!アッハハハハ、古賀くん面白~い!」
何故だか知らないが楓のツボに入ったらしく、爆笑している。
楓の作った弁当に唐揚げ入って、ここでまた唐揚げ食うって、どんだけ唐揚げ好きなんだよ!って思われてるかもな…
「じゃあ、とりあえず酒だけ頼んで、また後でメニュー見て決めればいいか」
そう言ってオレは室内の受話器を取ってビールを2つ注文した。
まだ暗くなるには早い。
学校サボってカラオケボックスで歌ってビールまで飲むって、こうなりゃとことんサボりを楽しもう。
オレと楓は夕方過ぎまでカラオケボックスの部屋にこもり、いつしか室内が宴会場みたいになっていた…
それに毎回同じメンバーって事は、毎回合コンに失敗してるって事なんじゃないかな…あぁ、気を悪くしたらゴメン。
でもさぁ、そう何度も合コンして、相手が見つからないってのは、その合コン相手だけじゃなく、及川達の方にも何かあるから、いつまで経っても見つからないんじゃないかな?
…あの、これ決して悪口じゃなく、オレまだ合コンてした事無いんだよ。
でも、そう頻繁に合コンばっかやって、誰も彼氏が出来ないんでしょ?
それって何か変だなぁって思ってね。
まぁ、オレなんか合コンすら誘われた事無いし、誰もオレみたいなヤツを合コンに誘わないだろうけどね」
フォローになってないな、これじゃ…
楓はまだ下を向いている。
もしかして怒ってるのか、今の言葉で?
「…古賀くんお酒飲める?」
「は?」
「お酒飲んだ事ある?」
「そりゃ、まぁハタチだし、堂々と飲める年になったから飲むけど、普段は飲まないよ」
楓は持っていたアイスコーヒーのグラスをテーブルに置き、メニュー表を取ってオレに見せた。
「じゃあ、今から飲もうよ、ね?」
ニコッと満面の笑みを浮かべた。
まぁ、ビール一杯ぐらいならいいかな。
オレはメニューを見て何か食べる物も注文しようと探していた。
「あ、唐揚げある。唐揚げなんかどう?」
オレはやっぱりバカだ…
「唐揚げさっきお弁当に入ってたじゃん!アッハハハハ、古賀くん面白~い!」
何故だか知らないが楓のツボに入ったらしく、爆笑している。
楓の作った弁当に唐揚げ入って、ここでまた唐揚げ食うって、どんだけ唐揚げ好きなんだよ!って思われてるかもな…
「じゃあ、とりあえず酒だけ頼んで、また後でメニュー見て決めればいいか」
そう言ってオレは室内の受話器を取ってビールを2つ注文した。
まだ暗くなるには早い。
学校サボってカラオケボックスで歌ってビールまで飲むって、こうなりゃとことんサボりを楽しもう。
オレと楓は夕方過ぎまでカラオケボックスの部屋にこもり、いつしか室内が宴会場みたいになっていた…