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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第44章 弁当の中身は
それに楓はまだオレの彼女でも何でもない、中学時代の同級生で大学が一緒だというそれだけの関係だ。
…何だかなぁ、このもどかしい気持ち。
最寄りの駅に着き、オレは電車から降りて、駅前にあるコンビニで一番強烈なミントのタブレットを買った。
少しでも酒臭いのをごまかす為だが、それでもバレてしまうだろう。
オレは口の中に10粒ぐらいのタブレットを入れた瞬間、物凄い強烈なミントの刺激が口の中に広がる。
舌の感覚が麻痺するんじゃないかというぐらい、口の中はミントの刺激でヒリヒリする。
これなら酒の匂いは消せる、しかし口の中がヒリヒリし過ぎて痛くなってきた。
こりゃキツ過ぎる!
このまま飲み込んだら食道を通って胃までおかしくなるんじゃないか、ってぐらいに口の中がミントでおかしくなっていた。
オレはマンションの前でまだ口の中に残ってるタブレットを唾と一緒にペッと吐き出した。
手に息を吹きかけ匂いを嗅いでみる。
多分大丈夫だろう、オレはエントランスの中に入り、エレベーターに乗った。
帰ってみたら店に顔出しに行ってるから夕飯は適当に食べて、なんて事になってくれればいいんだが…
やっぱり部屋の中には母親がいた…
「おかえり、今ちょうどパスタ作ってるから先にお風呂にでも入ってなさい」
…何だかなぁ、このもどかしい気持ち。
最寄りの駅に着き、オレは電車から降りて、駅前にあるコンビニで一番強烈なミントのタブレットを買った。
少しでも酒臭いのをごまかす為だが、それでもバレてしまうだろう。
オレは口の中に10粒ぐらいのタブレットを入れた瞬間、物凄い強烈なミントの刺激が口の中に広がる。
舌の感覚が麻痺するんじゃないかというぐらい、口の中はミントの刺激でヒリヒリする。
これなら酒の匂いは消せる、しかし口の中がヒリヒリし過ぎて痛くなってきた。
こりゃキツ過ぎる!
このまま飲み込んだら食道を通って胃までおかしくなるんじゃないか、ってぐらいに口の中がミントでおかしくなっていた。
オレはマンションの前でまだ口の中に残ってるタブレットを唾と一緒にペッと吐き出した。
手に息を吹きかけ匂いを嗅いでみる。
多分大丈夫だろう、オレはエントランスの中に入り、エレベーターに乗った。
帰ってみたら店に顔出しに行ってるから夕飯は適当に食べて、なんて事になってくれればいいんだが…
やっぱり部屋の中には母親がいた…
「おかえり、今ちょうどパスタ作ってるから先にお風呂にでも入ってなさい」