この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第44章 弁当の中身は
オレはとにかく食えるだけ食ってみる事にした。
「じゃあ、今日のお弁当も美味しかった?」
案の定聞いてきた…
「え、うん美味かったよ」
オレは無理矢理ペペロンチーノを腹に詰め込んだ。
「何が一番美味しかった?」
何でそこまで聞いてくるんだ?
「いや、全部美味かったよ。おにぎりも唐揚げも玉子焼きも」
オレは無理矢理ペペロンチーノを食ってるんだ、いちいち聞かなくてもいいだろうに。
その瞬間、グラスをドンッ!とテーブルを叩くように置いて母親は席を立ち、リビングのソファーでタバコに火をつけた。
「ふーん、お弁当の中身全部美味しかったんだ?」
さっきとは打って変わって、シレーっとした目付きでオレを見ていた。
「何だよ、一体?弁当はちゃんと食べたよ!」
オレは腹が苦しくてこれ以上は食えない。
しかも弁当の事なんてどうでもいいだろ。
「今日のお弁当の中身はアスパラのベーコン巻きにウインナー、それとサラダに玄米を入れたご飯を中身にしたの。
で、あのお弁当箱のどこにおにぎりなんて入ってたの?唐揚げは?」
…マジで?オレは今食ったペペロンチーノをリバースしそうになる程、強烈なボティブローを食らったかのようになった。
最初から楓が作る弁当とは違う中身を入れていたのか…
母親はタバコを煙を吐きながら、フン、と鼻で笑った。
クソッ、この女に騙された!
「じゃあ、今日のお弁当も美味しかった?」
案の定聞いてきた…
「え、うん美味かったよ」
オレは無理矢理ペペロンチーノを腹に詰め込んだ。
「何が一番美味しかった?」
何でそこまで聞いてくるんだ?
「いや、全部美味かったよ。おにぎりも唐揚げも玉子焼きも」
オレは無理矢理ペペロンチーノを食ってるんだ、いちいち聞かなくてもいいだろうに。
その瞬間、グラスをドンッ!とテーブルを叩くように置いて母親は席を立ち、リビングのソファーでタバコに火をつけた。
「ふーん、お弁当の中身全部美味しかったんだ?」
さっきとは打って変わって、シレーっとした目付きでオレを見ていた。
「何だよ、一体?弁当はちゃんと食べたよ!」
オレは腹が苦しくてこれ以上は食えない。
しかも弁当の事なんてどうでもいいだろ。
「今日のお弁当の中身はアスパラのベーコン巻きにウインナー、それとサラダに玄米を入れたご飯を中身にしたの。
で、あのお弁当箱のどこにおにぎりなんて入ってたの?唐揚げは?」
…マジで?オレは今食ったペペロンチーノをリバースしそうになる程、強烈なボティブローを食らったかのようになった。
最初から楓が作る弁当とは違う中身を入れていたのか…
母親はタバコを煙を吐きながら、フン、と鼻で笑った。
クソッ、この女に騙された!