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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第45章 サイコな殺人事件
母親はオレがハナっから弁当を食べないのを分かっていて、敢えて楓とは違う中身の弁当を作っていたのだ。
まんまと母親の罠にかかってしまった。
無理して食べていたペペロンチーノを残し、オレは冷蔵庫を開け、ミネラルウォーターのペットボトルを取り出し、一口飲んだ。
もうこれ以上腹に入らないという程、食べていたので、水で無理矢理胃に流し込むように飲んだ。
腹が苦しい…
もっと前に楓とのLINEやり取りを消去すれば良かった、と今更になって後悔した。
「何で勝手にオレのスマホをみるんだよ?」
まさかスマホをチェックしていたとは想定外だった。
…だが今にして思えば、普段スマホなんて滅多に見ないオレが楓とLINEをやるようになってからは、いつでもどこでもスマホの画面を見ていたから、母親にバレて当然なんだが、いくら親子とはいえ、勝手にスマホを見ていいってワケじゃないだろう。
「だって気になるじゃない?私の愛する息子がどんな女と連絡を取り合ってるかって」
母親はあっけらかんと言って、タバコの火を消した。
まんまと母親の罠にかかってしまった。
無理して食べていたペペロンチーノを残し、オレは冷蔵庫を開け、ミネラルウォーターのペットボトルを取り出し、一口飲んだ。
もうこれ以上腹に入らないという程、食べていたので、水で無理矢理胃に流し込むように飲んだ。
腹が苦しい…
もっと前に楓とのLINEやり取りを消去すれば良かった、と今更になって後悔した。
「何で勝手にオレのスマホをみるんだよ?」
まさかスマホをチェックしていたとは想定外だった。
…だが今にして思えば、普段スマホなんて滅多に見ないオレが楓とLINEをやるようになってからは、いつでもどこでもスマホの画面を見ていたから、母親にバレて当然なんだが、いくら親子とはいえ、勝手にスマホを見ていいってワケじゃないだろう。
「だって気になるじゃない?私の愛する息子がどんな女と連絡を取り合ってるかって」
母親はあっけらかんと言って、タバコの火を消した。