この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第8章 母の下から離れる為に受験します!
おじさんは取り乱す母親を落ち着かせ、この高校を受験する理由を聞いてきた。
(…まさか毎晩母親とあんな事しているなんて言えないし、どうしようか)
とにかくこの家から出たい、
誰も知らない場所で過ごしたい。
オレの学力なら、こんな場所じゃなくても近場で合格出来る高校は数多くある。
でも、それじゃダメなんだ、
中学を卒業したら、母親と離れて生活する、もう決めた事だから。
「オレ、環境を変えたいんです」
ここではっきりと自分の意思を伝えなければ、
母親は何を言っても許してくれないだろう、
だが、おじさんなら解ってくれるはず、だからここで明確な意思を伝えなければ。
「環境を変えたいというのは、どういう事かな?」
ハッキリと言うべきか?
…いや、それはいくら何でも無理だ!
とにかく毅然とした態度でこの学校を受験する理由、
それは母親から離れたい、その一言に尽きる。
「中学を卒業したら、ここを出て行くつもりでいます。
これは前から思っていた事です。
理由は母から離れる為です」
母親はこの一言にショックを受けたのか、テーブルに突っ伏して、ワンワンと泣き始めた。
「千尋、落ち着け!亮輔くんはもう義務教育を卒業するんだ、何も泣く事はないだろう!」
おじさんがいてくれて助かった、
(…まさか毎晩母親とあんな事しているなんて言えないし、どうしようか)
とにかくこの家から出たい、
誰も知らない場所で過ごしたい。
オレの学力なら、こんな場所じゃなくても近場で合格出来る高校は数多くある。
でも、それじゃダメなんだ、
中学を卒業したら、母親と離れて生活する、もう決めた事だから。
「オレ、環境を変えたいんです」
ここではっきりと自分の意思を伝えなければ、
母親は何を言っても許してくれないだろう、
だが、おじさんなら解ってくれるはず、だからここで明確な意思を伝えなければ。
「環境を変えたいというのは、どういう事かな?」
ハッキリと言うべきか?
…いや、それはいくら何でも無理だ!
とにかく毅然とした態度でこの学校を受験する理由、
それは母親から離れたい、その一言に尽きる。
「中学を卒業したら、ここを出て行くつもりでいます。
これは前から思っていた事です。
理由は母から離れる為です」
母親はこの一言にショックを受けたのか、テーブルに突っ伏して、ワンワンと泣き始めた。
「千尋、落ち着け!亮輔くんはもう義務教育を卒業するんだ、何も泣く事はないだろう!」
おじさんがいてくれて助かった、