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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第8章 母の下から離れる為に受験します!

もし、母親と二人きりで話をしたら、半狂乱になって話にならない。
「おじさん、オレは決して母がイヤになったからここを出て行くんじゃない、とにかくオレはここを出て、寮の生活を体験したいんです。
そして3年間ここに住んで、その大学に進学するつもりです。
オレにはオレなりの考えがあるんです、だからどうかこの学校を受けさせて下さい!」
オレは二人の前で土下座して頼んだ。
「亮輔くん、君の気持ちは理解した。だが、寮生活というのは共同生活だ、皆と同じ時間に起きて、飯を食って、掃除や洗濯なんかも自分でやらなきゃならない、それが出来るのかね?」
「…亮輔、お願いだからここを離れるのは止めて…
高校なんて行かなくていいから、お母さんとずっと一緒に暮らして、ね?」
母親が涙でクシャクシャになっている、だだっ子のような怒りや悲しみに満ちた無い表情だ。
「共同生活してみたいんです。
今までオレは決まった友達もいなく、いつも家に帰れば1人でした…
だから同じ年齢の人達と一緒に生活してみたくてこの学校を選びました」
「おじさん、オレは決して母がイヤになったからここを出て行くんじゃない、とにかくオレはここを出て、寮の生活を体験したいんです。
そして3年間ここに住んで、その大学に進学するつもりです。
オレにはオレなりの考えがあるんです、だからどうかこの学校を受けさせて下さい!」
オレは二人の前で土下座して頼んだ。
「亮輔くん、君の気持ちは理解した。だが、寮生活というのは共同生活だ、皆と同じ時間に起きて、飯を食って、掃除や洗濯なんかも自分でやらなきゃならない、それが出来るのかね?」
「…亮輔、お願いだからここを離れるのは止めて…
高校なんて行かなくていいから、お母さんとずっと一緒に暮らして、ね?」
母親が涙でクシャクシャになっている、だだっ子のような怒りや悲しみに満ちた無い表情だ。
「共同生活してみたいんです。
今までオレは決まった友達もいなく、いつも家に帰れば1人でした…
だから同じ年齢の人達と一緒に生活してみたくてこの学校を選びました」

