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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第45章 サイコな殺人事件
まぁ、母親はともかく、楓も年を重ねて結婚して子供が生まれ、子育てに一段落がついた頃にはああやって自分で自分を慰めるのだろうか…
いや、いくらなんでも楓はそんな女じゃないだろう。
母親が少し異常なだけだ。
己の性欲の解消をする為に実の息子と肉体関係を持つなんて、そんな非現実的な妄想のような出来事を、母親自ら、現実に行うなんて…
楓とLINEのやり取りをしながら、母親のあの恥態を目の当たりにして、楓にはああいう淫乱な女になって欲しくない、と切に願った。
翌朝、オレはいつもの時間に家を出て学校へ向かった。
電車の中で楓とLINEでおはよう、とやり取りして、一人でニヤけながら、満員電車の中で悦に入っていた。
今一番の楽しみが楓とLINEする事、そしてキャンパス内で楓と会い、一緒にいる時間が至福の刻だ。
電車を降りる手前で、楓から
【またお弁当作ってくるから一緒に食べよう】
と送られてきた。
オレは何て幸せなんだろう。
少なくともこの満員電車の中で朝から疲れきって居眠りしているサラリーマン達よりも、オレの方がよっぽど幸せだ。
朝っぱらから疲れた顔してんなよ、オッサンどもが!
と浮かれながら、オレは大学のある駅で降りた。
いや、いくらなんでも楓はそんな女じゃないだろう。
母親が少し異常なだけだ。
己の性欲の解消をする為に実の息子と肉体関係を持つなんて、そんな非現実的な妄想のような出来事を、母親自ら、現実に行うなんて…
楓とLINEのやり取りをしながら、母親のあの恥態を目の当たりにして、楓にはああいう淫乱な女になって欲しくない、と切に願った。
翌朝、オレはいつもの時間に家を出て学校へ向かった。
電車の中で楓とLINEでおはよう、とやり取りして、一人でニヤけながら、満員電車の中で悦に入っていた。
今一番の楽しみが楓とLINEする事、そしてキャンパス内で楓と会い、一緒にいる時間が至福の刻だ。
電車を降りる手前で、楓から
【またお弁当作ってくるから一緒に食べよう】
と送られてきた。
オレは何て幸せなんだろう。
少なくともこの満員電車の中で朝から疲れきって居眠りしているサラリーマン達よりも、オレの方がよっぽど幸せだ。
朝っぱらから疲れた顔してんなよ、オッサンどもが!
と浮かれながら、オレは大学のある駅で降りた。