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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第50章 バックレよう!
天真爛漫の笑顔で空を見上げ、両腕を伸ばしていた。
「…うん」
別に返事なんかしなくてもいいのに、思わず、うんと答えた。
その黒のニーハイも今は見るのが辛い…
「古賀くん、ゴメンね。この前一緒に夕飯食べる約束したのに合コンの事忘れてたなんて」
楓は申し訳なさそうにして謝ってきた。
どうせ口実だろ、何だか一緒にいると段々腹が立ってきた。
「…いいよ、どうせ合コンに誘われたんだろ?そっちの方が楽しそうだろうからな」
オレは嫌味っぽく言ってやった。
「ううん、違うの。私、あの日合コンの約束してたのすっかり忘れてたの。だって約束したのもう1ヶ月以上前だったから、帰り際に今日合コンの日だよ、って言われて、気がついたの」
ウソくせぇ言い訳だ。
「…ふーん、そうなんだ」
オレもいちいち返事なんかするな!
シカトしてりゃいいんだよ、オレって何て情けないヤツなんだろ…
「あれから古賀くんからLINEがこなくなって、もしかしたらドタキャンされたって思って怒ってるのかなって…私もLINEしようと思ったけど、何て送ったらいいのか分からなくて。
ホントにゴメンね」
ん?て事は楓もオレからLINEがくるのを待ってたって事?
いや、待てよ。言い訳かもしれない。
「で、合コンは楽しかったの?」
一応探りを入れてみる。
「…うん」
別に返事なんかしなくてもいいのに、思わず、うんと答えた。
その黒のニーハイも今は見るのが辛い…
「古賀くん、ゴメンね。この前一緒に夕飯食べる約束したのに合コンの事忘れてたなんて」
楓は申し訳なさそうにして謝ってきた。
どうせ口実だろ、何だか一緒にいると段々腹が立ってきた。
「…いいよ、どうせ合コンに誘われたんだろ?そっちの方が楽しそうだろうからな」
オレは嫌味っぽく言ってやった。
「ううん、違うの。私、あの日合コンの約束してたのすっかり忘れてたの。だって約束したのもう1ヶ月以上前だったから、帰り際に今日合コンの日だよ、って言われて、気がついたの」
ウソくせぇ言い訳だ。
「…ふーん、そうなんだ」
オレもいちいち返事なんかするな!
シカトしてりゃいいんだよ、オレって何て情けないヤツなんだろ…
「あれから古賀くんからLINEがこなくなって、もしかしたらドタキャンされたって思って怒ってるのかなって…私もLINEしようと思ったけど、何て送ったらいいのか分からなくて。
ホントにゴメンね」
ん?て事は楓もオレからLINEがくるのを待ってたって事?
いや、待てよ。言い訳かもしれない。
「で、合コンは楽しかったの?」
一応探りを入れてみる。