この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第50章 バックレよう!
天真爛漫の笑顔で空を見上げ、両腕を伸ばしていた。

「…うん」

別に返事なんかしなくてもいいのに、思わず、うんと答えた。

その黒のニーハイも今は見るのが辛い…

「古賀くん、ゴメンね。この前一緒に夕飯食べる約束したのに合コンの事忘れてたなんて」

楓は申し訳なさそうにして謝ってきた。

どうせ口実だろ、何だか一緒にいると段々腹が立ってきた。

「…いいよ、どうせ合コンに誘われたんだろ?そっちの方が楽しそうだろうからな」

オレは嫌味っぽく言ってやった。

「ううん、違うの。私、あの日合コンの約束してたのすっかり忘れてたの。だって約束したのもう1ヶ月以上前だったから、帰り際に今日合コンの日だよ、って言われて、気がついたの」

ウソくせぇ言い訳だ。

「…ふーん、そうなんだ」

オレもいちいち返事なんかするな!

シカトしてりゃいいんだよ、オレって何て情けないヤツなんだろ…

「あれから古賀くんからLINEがこなくなって、もしかしたらドタキャンされたって思って怒ってるのかなって…私もLINEしようと思ったけど、何て送ったらいいのか分からなくて。
ホントにゴメンね」

ん?て事は楓もオレからLINEがくるのを待ってたって事?

いや、待てよ。言い訳かもしれない。

「で、合コンは楽しかったの?」

一応探りを入れてみる。
/266ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ