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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第51章 告白するつもりが…
思いもよらぬ展開でオレは楓に誘われるがままに、学校を出て、駅前のカラオケボックスに入った。
何て言うか、前回はオレが軽い気持ちで誘ったが、今回は楓が憂さ晴らしのような形でバックレた。
合コンでイヤな事があったのかどうかは知らない。
とりあえずオレたちは部屋に入るなり、いきなりビールを注文した。
「とりあえず乾杯しよっ」
歌う前にまずビールって…
「ほい、カンパーイ」
楓はグビグビっとジョッキの中の半分以上を一気に飲んだ。
こりゃ絶対に何かあったに違いない。
でも、こうやってまた楓と一緒にいられるなら、いいか、と思い、オレも楓につられるようにビールをグイっと飲んだ。
このカラオケボックスの中で、しかも少し薄暗いこの個室で歌も歌わず、二人して昼間から酒を飲んでる大学生って、オレたちぐらいじゃないか?
いつもなら楓が率先して歌を歌うのだが、今日は歌おうという気配が感じられない。
これならカラオケボックスじゃなくて居酒屋でも良かったんじゃないか、と思う。
何て言うか、前回はオレが軽い気持ちで誘ったが、今回は楓が憂さ晴らしのような形でバックレた。
合コンでイヤな事があったのかどうかは知らない。
とりあえずオレたちは部屋に入るなり、いきなりビールを注文した。
「とりあえず乾杯しよっ」
歌う前にまずビールって…
「ほい、カンパーイ」
楓はグビグビっとジョッキの中の半分以上を一気に飲んだ。
こりゃ絶対に何かあったに違いない。
でも、こうやってまた楓と一緒にいられるなら、いいか、と思い、オレも楓につられるようにビールをグイっと飲んだ。
このカラオケボックスの中で、しかも少し薄暗いこの個室で歌も歌わず、二人して昼間から酒を飲んでる大学生って、オレたちぐらいじゃないか?
いつもなら楓が率先して歌を歌うのだが、今日は歌おうという気配が感じられない。
これならカラオケボックスじゃなくて居酒屋でも良かったんじゃないか、と思う。