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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第51章 告白するつもりが…
酒はいくら飲んでも酔わないけど、美味いだなんて思った事無いし、それよか食欲が湧いてきて、物凄い腹が減った。
「あぁ、さっき昼メシ食い損ねたから、飲むより腹が減ってきてからさ。ほら、ビールだと腹膨れるし、空きっ腹で酒飲むとあまり良くないじゃん?」
何だか言い訳にしか聞こえないな、こりゃ。
「あ、そうだ。また今度お弁当作ってきてあげようか?」
いつもの童顔の楓の表情がやや大人っぽく見えた。
「マジで?いいのホントに?」
また楓の作る弁当を食べる事が出来るのか?
「うん、古賀くん明太子のおにぎり好きでしょ?」
あれは咄嗟に明太子のおにぎりと言っただけで、別に好物じゃないんだが、楓が作ってくれるなら、明太子だろうが、梅干しだろうが関係ない!
「あぁ、うん。でも明太子じゃなくてもいいよ、弁当を作ってもらえるだけでありがたいっす」
楓はキャハハハと笑った。
何で、オレ何か変な事言った?
「ありがたいっすって、何か古賀くんオモシロイよね」
…そんなにおかしかったのかな。
すると店員が部屋に入ってきて、先程注文した品をテーブルに置いた。
「あ、ごめんなさい。このウーロン茶、ウーロンハイにしてもらっていいですか?」
「あぁ、さっき昼メシ食い損ねたから、飲むより腹が減ってきてからさ。ほら、ビールだと腹膨れるし、空きっ腹で酒飲むとあまり良くないじゃん?」
何だか言い訳にしか聞こえないな、こりゃ。
「あ、そうだ。また今度お弁当作ってきてあげようか?」
いつもの童顔の楓の表情がやや大人っぽく見えた。
「マジで?いいのホントに?」
また楓の作る弁当を食べる事が出来るのか?
「うん、古賀くん明太子のおにぎり好きでしょ?」
あれは咄嗟に明太子のおにぎりと言っただけで、別に好物じゃないんだが、楓が作ってくれるなら、明太子だろうが、梅干しだろうが関係ない!
「あぁ、うん。でも明太子じゃなくてもいいよ、弁当を作ってもらえるだけでありがたいっす」
楓はキャハハハと笑った。
何で、オレ何か変な事言った?
「ありがたいっすって、何か古賀くんオモシロイよね」
…そんなにおかしかったのかな。
すると店員が部屋に入ってきて、先程注文した品をテーブルに置いた。
「あ、ごめんなさい。このウーロン茶、ウーロンハイにしてもらっていいですか?」