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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第53章 もう、近親相姦は終わりだ
えっ?そんなに?ほとんど飲んだだけで、アテなんて焼き鳥の串盛りぐらいだぞ?
て事はほぼ酒代だけで一万を越えてしまったってのか…
このどこにでもある、チェーン店の居酒屋で飲み代だけで一万越えるなんて、自分でも呆れる程、よく飲んだもんだ。
「…古賀くん、やっぱりここは割り勘にしようよ」
後ろで楓が財布を手にしていた。
「大丈夫だってば。そんなに気にしなくていいから」
オレは金を受けとるつもりは無い。
こういう時って男が払うもんだろ、普通は。
お釣を受け取り、店を出た。
「うわっさっきより寒いよ!及川その格好じゃ寒すぎじゃないか?」
トレードマークのニーハイにミニのスカート、インナーに薄手のジャケット。
この格好はいくらなんでも寒いだろう。
「…うん、寒い」
楓はブルブルと震えていた。
居酒屋は駅前だけど、ホームで電車を待ってる間、寒くて風邪引くんじゃないのか。
オレは駅前のロータリーでタクシー乗り場を見つけ、楓をそこに連れて、タクシーに乗せた。
「これ、タクシー代。多分これで足りると思うんだけど」
て事はほぼ酒代だけで一万を越えてしまったってのか…
このどこにでもある、チェーン店の居酒屋で飲み代だけで一万越えるなんて、自分でも呆れる程、よく飲んだもんだ。
「…古賀くん、やっぱりここは割り勘にしようよ」
後ろで楓が財布を手にしていた。
「大丈夫だってば。そんなに気にしなくていいから」
オレは金を受けとるつもりは無い。
こういう時って男が払うもんだろ、普通は。
お釣を受け取り、店を出た。
「うわっさっきより寒いよ!及川その格好じゃ寒すぎじゃないか?」
トレードマークのニーハイにミニのスカート、インナーに薄手のジャケット。
この格好はいくらなんでも寒いだろう。
「…うん、寒い」
楓はブルブルと震えていた。
居酒屋は駅前だけど、ホームで電車を待ってる間、寒くて風邪引くんじゃないのか。
オレは駅前のロータリーでタクシー乗り場を見つけ、楓をそこに連れて、タクシーに乗せた。
「これ、タクシー代。多分これで足りると思うんだけど」