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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第53章 もう、近親相姦は終わりだ
オレは楓にお釣りで受け取ったうちの五千円札を渡した。
「えぇ、いいよ古賀くん。これ以上お金使ったら…」
「いいから、取っといて」
オレは楓の手に五千円を渡し、それじゃまた明日!と手を振ると、ドアが閉まり、タクシーは走り去っていった。
オレも寒くて風邪引きそうだ。
何せパーカーを着てるだけだから。
寒いと空気が澄みわたり、星座が見えやすいとか授業で聞いた事ある。
空を見上げた。
確かに星が見えた。
あれはオリオン座、北斗七星?星座の事はよく知らないが、とにかく季節は秋から冬へと変わっていく時期だ。
寒いけど、オレの心は暖かい。
何せ今日、彼女が出来た。
さて、明日も学校があるから、さっさと帰って寝よう。
オレは改札を抜けてホームで電車が来るのを待った。
さすがにこの時間ともなれば、乗客はほとんどいない。
「えぇ、いいよ古賀くん。これ以上お金使ったら…」
「いいから、取っといて」
オレは楓の手に五千円を渡し、それじゃまた明日!と手を振ると、ドアが閉まり、タクシーは走り去っていった。
オレも寒くて風邪引きそうだ。
何せパーカーを着てるだけだから。
寒いと空気が澄みわたり、星座が見えやすいとか授業で聞いた事ある。
空を見上げた。
確かに星が見えた。
あれはオリオン座、北斗七星?星座の事はよく知らないが、とにかく季節は秋から冬へと変わっていく時期だ。
寒いけど、オレの心は暖かい。
何せ今日、彼女が出来た。
さて、明日も学校があるから、さっさと帰って寝よう。
オレは改札を抜けてホームで電車が来るのを待った。
さすがにこの時間ともなれば、乗客はほとんどいない。