この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第53章 もう、近親相姦は終わりだ
オレは楓にLINEを送ろうとした。

何て送ろうか?今日はありがとう、また一緒に飲もう!
…いや、それだとありきたりだな。

これからもヨロシク!…それだけだと何がヨロシクなんだか伝わらないだろうし。

それに寒くて手がかじかんでポケットから手をだすのもキツい。

電車の中で送ればいいだろう、そう思い、程なくして電車が来た。

いつもなら、満員で座る事も出来ないが、この時間に乗ってる人は少ない。

オレは座席に座り、スマホを取り出し、どんな言葉を送ればいいのか考えているうちに、車内の暖かさと、電車に揺られて心地よくなり、ウトウトと眠気が襲ってきた。

すると着信音が鳴り、ビクッとして目を覚ました。

降りる駅の手前だったから良かったものの、着信音が鳴らなかったら、そのまま寝過ごして終点まで行ってたかもしれない。

スマホを見ると、楓からのLINEで、長文だった。

駅に着き、改札を出て、家までの距離の間、オレは楓からのLINEを見ていた。

【古賀くん、今家に着きました。
今日はありがとう、そしてゴメンね、いっぱいお金使わせちゃって…
私ね、実は古賀くんが彼氏だったらいいのになぁってずっと思ってたの。
でも、古賀くんがあんな所で告白するなんて思ってもいなかったから、居酒屋では変に意識してあまり喋る事が出来なかったから、ここで言うね。
古賀くん、こんな私で良かったら付き合って下さい。
それと…これは私からのお願いなんだけど、これからは及川じゃなく、楓って呼んでくれるかな?
私も古賀くんじゃなく、下の名前で呼びたいから…
ワガママ言ってゴメンね、でもそう呼び合いたいから。
あ、明日は必ずお弁当作るから楽しみにしててね。
ではまた明日、おやすみなさい】

/266ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ