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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第55章 どんな車乗ってるの?
オレにとっては何よりの楽しみだ。

「そうだね、雨降ったら他の場所に行けばいいんだし。
亮ちゃん車何乗ってるの?」

おじさんのベンツ貸して貰えないだろうか?

もしくは母親が乗ってるアウディにしようか?

でもあのアウディは赤で、しかもタバコ臭いからなぁ。

おじさん確かベンツ以外にも何台が所有してるから、国産の車でもいいから、貸して貰おう。

「車はね、とりあえず当日になってからのお楽しみって事で」

「えぇ~、何乗ってるの?今聞きたい~」

ハッキリとベンツなんて言えないしな…
貸してくれない場合もあるだろうし、どうやって言えばいいのやら…

「うーん、まぁそれなりのいい車だよ。当日楽しみに待っててよ」

何を貸してくれるか分からないし、ハッキリと車種は言えない。

「えぇ~、知りたぁい!何乗ってるの?」

…参ったな。どうやって言えばいいかな。

「まぁ、そこそこグレードの高い車なんだけど。
とにかく楽しみに待っててよ」

そうやってごまかすしかない。

「うーん、じゃあ当日まで待つけど…その車、亮ちゃんの車なの?」

オレの車じゃないけど、ここはハッキリ言った方がいいのだろうか?

「いや、オレの車といえばオレの車なんだけど、ちょっと知り合いから譲ってもらう予定なんだ。
ただちょっと今譲ってくれる人が忙しくて中々連絡取れないけど、当日には車で迎えに行くよ」

「えっ、それってまだ亮ちゃんの車じゃないって事?」

正直に言わなかった方がいいかな…

「うん、でも近いうちに譲って貰えるし、オレの車みたいなもんだよ」

「それならいいんだけど…亮ちゃん運転とか大丈夫?」

…実のところ、免許を取って車を運転したのは数える程だ。

でもまぁ何とかなるだろう。

「オレ、高校卒業して直ぐに教習所に通って免許取ったんだよ。運転なら大丈夫」

…今日の講義が終わったら、おじさんに連絡してみよう。

車貸してくれって必死に頼み込むしかない。


おじさんも【ノー】とは言わないだろが、さすがにベンツは貸してくれないだろ…


「ま、いいか。亮ちゃんが運転に慣れてるなら、どんな車でもいいよ」

ニコッと笑って、食べ終わった弁当箱を片付けた。

帰りにソッコーでおじさんに連絡しよう…
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