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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第56章 毎晩のラブコール
もう、母親とは肉体関係を持たないって言ったから、一緒に過ごしてもつまらないと思ったのだろうか、何処と無く、口調がそっけなかった。
小学生だった頃を思い出した。
あの頃まだこのマンションに住む前で、オンボロのアパートに住んで、母親は夜の仕事でいつもテーブルには千円札が置いてあった。
思えばあの頃から、オレは1人で夜を過ごしてきた。
だから今でも1人で夜を過ごせ、と言われても、別に何とも思わない。
むしろ、母親がいない方が好都合だ。
何せ、今まではLINEでチャットしか出来なかったが、1人になれば気兼ね無く電話で話す事も出来る。
さて、じゃあ夕飯の支度でもしようと思ったが、何だか作るのが面倒くさくなり、結局はデリバリーでピザを注文した。
ピザとオニオンリングにサラダ、これをスマホのカメラで撮って、楓に送った。
【あ、ピザじゃん!今日の夕飯?】
すぐに楓から返事が来た。
【暫くの間、オフクロは夜の仕事で夕飯の支度する時間が無いからって金渡されて、作るのめんどくさいから、ピザ頼んだwww】
オレはピザを食べながらスマホ片手に楓とLINEのやり取りをした。
【お母さんって、夜の仕事してるの?】
【そうだよ。もうオレが小学生ぐらいの頃から夜の仕事だよ。と言っても水商売だけどね】
【あぁ~だから亮ちゃんのお母さんってあんなに美人なんだ(成る程のスタンプ)】
【そうかなぁ、いかにも水商売のママですって感じの着物着て三者面談に来た時はさすがに気まずかったよ(トホホのスタンプ)】
【えーっ?何で?皆羨ましがってたよ!古賀くんのお母さん綺麗で和服が似合って、あんなお母さんだったらいいなぁって思ったもん】
小学生だった頃を思い出した。
あの頃まだこのマンションに住む前で、オンボロのアパートに住んで、母親は夜の仕事でいつもテーブルには千円札が置いてあった。
思えばあの頃から、オレは1人で夜を過ごしてきた。
だから今でも1人で夜を過ごせ、と言われても、別に何とも思わない。
むしろ、母親がいない方が好都合だ。
何せ、今まではLINEでチャットしか出来なかったが、1人になれば気兼ね無く電話で話す事も出来る。
さて、じゃあ夕飯の支度でもしようと思ったが、何だか作るのが面倒くさくなり、結局はデリバリーでピザを注文した。
ピザとオニオンリングにサラダ、これをスマホのカメラで撮って、楓に送った。
【あ、ピザじゃん!今日の夕飯?】
すぐに楓から返事が来た。
【暫くの間、オフクロは夜の仕事で夕飯の支度する時間が無いからって金渡されて、作るのめんどくさいから、ピザ頼んだwww】
オレはピザを食べながらスマホ片手に楓とLINEのやり取りをした。
【お母さんって、夜の仕事してるの?】
【そうだよ。もうオレが小学生ぐらいの頃から夜の仕事だよ。と言っても水商売だけどね】
【あぁ~だから亮ちゃんのお母さんってあんなに美人なんだ(成る程のスタンプ)】
【そうかなぁ、いかにも水商売のママですって感じの着物着て三者面談に来た時はさすがに気まずかったよ(トホホのスタンプ)】
【えーっ?何で?皆羨ましがってたよ!古賀くんのお母さん綺麗で和服が似合って、あんなお母さんだったらいいなぁって思ったもん】