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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第56章 毎晩のラブコール
端から見ればそう思われるのも仕方ないかもしれないが、とてもその頃の家庭状況は話せるもんじゃない。

内情は近親相姦してたなんて、楓に言ったらどんなリアクションとるのだろうか。

多分ドン引きで、楓はオレを遠ざけるに違いない。

【オレはこんなピザなんかより、楓の作る弁当の方が何十倍も美味いよ(イエーイのスタンプ)】

【…何か嬉しいな(ハート)】

【あ、今度の休日、何処で待ち合わせする?オレ車で迎えに行くから】

そう言えば何処で待ち合わせするか決めてなかった。

【うーん、何処がいいかなぁ?】

こんな1人の時はチャットだけじゃ物足りない。

電話で直接話そう。

【今から電話かけても大丈夫?】

楓は部屋でお酒を飲んでる最中だろう。


【OK】

そして楓に電話をかけた。

「もしもし、今何してたの?ひょっとして部屋で飲んでたんじゃない?」

【アハハハ、よく分かったね。うん、お風呂から上がって髪を乾かしながら缶チューハイをね】

「やっぱり!そうじゃないかなぁと思ったんだよ」

【アハハハ、バレた?】

部屋にいる時はほとんど飲んでるって言ってたから、そりゃ分かるだろうに。

「でさ、今度の休日何処で待ち合わせしようか?オレ家まで迎えに行こうか?」

【えー、家の前に亮ちゃんが来るのって何だか恥ずかしいなぁ】

うーん、そうか。そういうものなのか。

「んじゃさ、楓の最寄り駅で待ち合わせってのはどう?」

【あぁ、そこがいいな。じゃ駅前で待っててね。亮ちゃんどんな車で来るの?】

オレがどんな車で来るのか興味津々なのか?

「国産のハイブリッド車だよ。まさか軽トラにでも乗ってくると思ってたんじゃないだろな?」

【軽トラ(笑)あぁ~ウケる!亮ちゃんが軽トラ運転する姿想像したらかなり笑える~】

どうやらツボに入ったらしい。

「それも面白くていいかもね。
じゃあ最寄り駅前で待ってるよ」

【うん。あ、亮ちゃん明日もお弁当作ってあげようか?】

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