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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第57章 たかがキスごときで
オレは駅前のロータリーで車を停め、楓が来るのを待った。
暫くして、前方から白のファー素材のコートにネイビーのニットカーデをタータンチェックのスカートに黒のストッキング。
足首までの黒のブーツ。秋冬感なファッションで、いかにも女子というスタイルだ。
そして肩にはやや大きめな黒にゴールドのブランド名の入ったトートバッグをかけて、楓は歩いてきた。
オレは運転席から降りて、楓を出迎えた。
「おはよう。すごーい、この車!結構高いんでしょ?」
ハイブリッド車でも最高級のグレードだ、何せおじさんの車なんだし。
「やっぱ軽トラで来れば良かったかな?」
オレは楓に電話で話した通り、軽トラで行くから、何て言ったらツボにハマり、大笑いしていた事を思い出した。
「これで軽トラで来たら私、絶対に他人のフリして通り過ぎるよ、キャハハハッ」
やっぱりまだ軽トラネタがツボになってるんだ。
助手席のドアを開け、楓をエスコートした。
「うゎ~、何か亮ちゃん運転手みたい」
運転手かよ…一応これでもエスコートしたつもりなんだが。
助手席のドアを閉め、オレは車体の前を回り、運転席のドアを開け、乗り込んだ。
今日はホントにドライブ日和だ。
少し寒いし、場所が海浜公園だから、風が冷たいかもな。
オレはエンジンをかけ、車を発進した。
「ねぇねぇ、この車亮ちゃんの物なの?」
何だか嬉しそうだな、楓は。
「いくらなんでもオレまだ大学生だぜ。半分オレのような物だけど、家で使ってる車だからね。
自分で金出して買ったワケじゃないから、正式にオレの車ではないよ」
暫くして、前方から白のファー素材のコートにネイビーのニットカーデをタータンチェックのスカートに黒のストッキング。
足首までの黒のブーツ。秋冬感なファッションで、いかにも女子というスタイルだ。
そして肩にはやや大きめな黒にゴールドのブランド名の入ったトートバッグをかけて、楓は歩いてきた。
オレは運転席から降りて、楓を出迎えた。
「おはよう。すごーい、この車!結構高いんでしょ?」
ハイブリッド車でも最高級のグレードだ、何せおじさんの車なんだし。
「やっぱ軽トラで来れば良かったかな?」
オレは楓に電話で話した通り、軽トラで行くから、何て言ったらツボにハマり、大笑いしていた事を思い出した。
「これで軽トラで来たら私、絶対に他人のフリして通り過ぎるよ、キャハハハッ」
やっぱりまだ軽トラネタがツボになってるんだ。
助手席のドアを開け、楓をエスコートした。
「うゎ~、何か亮ちゃん運転手みたい」
運転手かよ…一応これでもエスコートしたつもりなんだが。
助手席のドアを閉め、オレは車体の前を回り、運転席のドアを開け、乗り込んだ。
今日はホントにドライブ日和だ。
少し寒いし、場所が海浜公園だから、風が冷たいかもな。
オレはエンジンをかけ、車を発進した。
「ねぇねぇ、この車亮ちゃんの物なの?」
何だか嬉しそうだな、楓は。
「いくらなんでもオレまだ大学生だぜ。半分オレのような物だけど、家で使ってる車だからね。
自分で金出して買ったワケじゃないから、正式にオレの車ではないよ」