この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第60章 処女ってめんどくさい
バスルームはジャグジーで、浴槽からでも観られるように液晶テレビが設置してあった。

ラブホというか、高級ホテルの一室にさえ感じる。

窓が閉めきってある分、この空間があまりにも現実から離れているようにさえ感じた。

楓はソファーに座り、既に缶ビールを飲んでいた。

(コイツ、まさかホントにここにある酒全部飲むんじゃないだろうな?)

シラフじゃなきゃ入れなかったのか、それとも早くビールが飲みたくてすぐに缶を開けたのか…

「亮ちゃん飲まないの?」

お前の肝臓どうなってんだ?

「飲むのはもういいよ。それよかルームサービスで色んな物注文できるみたいだよ」

オレはテーブルの脇に置いてあったラックからメニューを手にし、パラパラとめくった。

「それよか腹減ったよ。楓はそれだけ飲んでほとんど食べないけど、酒だけで夕飯を済ます事もあるだろ?」

この飲み方を見れば、ろくに夕飯も食べず、酒を飲んで寝てしまうような生活を送ってるんじゃないか、そう思ってしまう程、酒には目がない。

「えぇ、食べてるよちゃんと。ただ食べる前に飲むから量は少ないけど」

10年後、コイツの肝臓はどうなっているのだろうか?

まぁ、オレにとっては10年後よりも今だ。

どのタイミングでベッドに持ち込もうか、そんな事しか頭の中に無い状態だ。

/266ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ