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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第60章 処女ってめんどくさい
豊満な肉体に妖艶な雰囲気を醸し出す母親と、うぶでまだ少女な部分が残る楓。

でもこのまま何もしないワケにはいかない、オレは楓の唇を奪い、左手で右の乳房を愛撫した。

「…あぁ…」

微かに聞こえるため息のような喘ぎ声、オレは母親譲りのテクニックで、首筋から乳房、脇や背中を愛撫し、秘部に触れた。

愛液で濡れており、硬く閉じていた足を開き、股の間に入るような体勢でクリトリスを舌や指で念入りに愛撫した。

「あぁっ!うっ…」

楓の身体がビクンと反応する。

この非現実的な空間で互いに裸になり、抱き合う。
いつしかオレの肉棒もそそり勃ち、楓の右手を取って肉棒を握らせた。

「…えっ?何、何?」

楓はオレの肉棒を握らされ、ただ驚いている。

「舐めて欲しいんだけど」

オレはフェラをしてもらいたかった。

「えっ…舐める?どこを?」

おい、フェラぐらいは知ってるだろ?

「どこって、今握ってるじゃん」

耳たぶを甘噛みしながら囁くように言った。

「えっ?そんな…無理…ゴメンね」

フェラすらしてくれないのかよ、母親ならば言わなくても自ら進んで肉棒を咥えてくるのに。

あぁ、ダメだ!比較するなと言っても比較してしまう。

もう、肉棒は萎えてしまい、ヤル気が失せた…
挿入なんて、とてもじゃないが無理だ…

「今日はもう寝よう…」

オレは少し苛立ちながら、楓に重なるようにしていた身体を離れ、そのまま背を向け、寝てしまった。
処女ってめんどくせぇな。

比べるな、と言っても無理だ。
母親の肉体とテクニックに慣れてしまったオレは、楓相手じゃ物足りない。

【果たしてあなたの相手が務まるのかしら?】

今思えば、母親の言葉はこの事を意味していたのか…
母親にしてやられてしまった感で、朝を迎えた。
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