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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第63章 オープニングセレモニー
KINGDOMは、来年は日本人層の厚い、ウェルター級GPを開催する予定で、カズがもし今日の試合に勝利すれば、ウェルター級GPにノミネートされる可能性はグッと高まる。

KINGDOMで連戦連勝すれば、莫大なファイトマネーを手にする事さえ可能だ。

今回のヘビー級GP優勝者には、日本円で約1億もの賞金を手にする。


だからこんなにもスポンサーがつくワケだ。

オレやヒロト、おじさんはカズの試合まで楓にルールや、何故、あの技でタップしたのか、そしてどういう関節技で、どこを負傷したのか、事細かく説明した。


楓はただ唖然とし、時には目を背けたくなるような馬乗りになり、顔面を何度もパンチで叩き込むという、バイオレンスなシーンを観ては、「キャッ!」と悲鳴を上げていた。

そりゃ、そうなるよな。総合格闘技って、全ての格闘技が同じルールに則り、リングの上で死闘を繰り広げる。
時には家族の為、またある選手はファイトマネーで親に家を買ってあげる為、生活がかかっている。

そして、一晩で地位と名誉を手に入れる事だって可能だ。


第4試合が終わり、次はカズの試合だ。

「さぁ、次だ次!今日も勝ってくれよカズ!」

祈るようにヒロトがカズの入場を今か今かと待っていた。
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