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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第64章 再度現れたセコンド
ルタ・リーブリとは、ポルトガル語で(自由な戦い)という意味で、グレコローマンスタイルレスリングに腕と足の関節技と絞め技を取り入れた格闘術で、創られた当初は競技制度を持たず、完全な実戦格闘技だったらしい。

ブラジリアン柔術とは何かと因縁がある。ブラジリアン柔術を始めたくても、柔術着を購入できない貧困層がブラジル国内には多く、ルタ・リーブリはそうした人間の受け皿となっているため、一言で違いを表すなら、ブラジリアン柔術はギ(着)を着用するのに対し、ルタ・リーブリは上半身裸で闘うスタイルだ。

ちなみにメキシコのルチャ・リブレもブラジルのルタ・リーブリと同じ意味だが、ルチャ・リブレの方がメジャーで、マスクマンが華麗な空中殺法と複合技でプロレスのリングでよく使用されている。


ルタ・リーブリ…どんな闘い方なのだろうか。

まず最初に花道に登場したのは、ビッグマウスのキム・ホァンヒョンだ。

観客からのブーイングをものともせず、悠然と花道を歩く。

テコンドー着に身を包み、韓流スターのような茶髪に少し長めのシャギーカットでメガネをかけ、柔和な笑みをたたえ、リングに上がる前に跪き、十字を切った。

その仕草に会場は爆笑に包まれたが、本人は至って大真面目だ。

「何だ、ありゃ?十字切ってアーメンてやってるのか?」

「相手に対して十字を切る意味らしいぜ。
オレの技であの世へ送ってやるってポーズだろ」

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