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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第13章 快楽に抗えない
…無理だ、とてもじゃないが、そんな事になったら萎えてしまう。


何せ初めての相手が母親、しかも大人の女性だ。

男のツボを知り尽くしたテクニックを味わってしまったら、そこら辺の10代の女なんか相手に出来ない。


オレも母親以外の女とはセックスをしたくない。




結局、母親とは朝まで互いの身体を貪り合い、陰嚢にある精子全てを吐き出し、お互い全裸のまま抱き合って寝た。



夕方前に目が覚めると隣で寝ていた母親はおらず、外出したみたいだ。


(またやってしまった…)


ベッドで1人頭を抱え、罪悪感に苛まされた。


おじさんとの約束を破ってしまった…

オレは何てバカなんだ!学習能力の無いバカだ!この時ばかりは自分を責めた。
もうダメだ、これでホントに最後にしよう、じゃないとこのままズルズルとなし崩しな関係を続けるだけだ。

オレはベッドから起きて着替えを済ませ、ホテルへ戻った。

そして昨晩の事を忘れるかのように勉強に没頭した。

とにかく志望校に合格しないと、合格して母親の下から離れて寮生活をするんだ!

慣れない環境に身を置いてオレは更生しなきゃならない!

学校でもホテルでも、母親との行為を振り払うべく、勉強に集中した。

ガムシャラに勉強して、期末テストでは学年で4位になる程、成績がアップした。

よし、これなら志望校の合格圏内に入れる、オレは一安心した。

だが、週末はまた母親の所に戻る日だ。

どうしよう、会ったらまた同じ過ちを犯してしまう。

帰るのを止めてホテルで過ごそうか、葛藤していた。

しかし、その日は母親もオレが帰ってくるのを待ちわびている。

行くべきか、止めるべきか直前まで悩んだ。

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