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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第15章 厳かな卒業式のはずだったのに…
念願の志望校に合格した。
あれ以来、母親の所には行ってない。
邪念を振り払うが如く、マンスリーマンションに引きこもり、連日夜中まで勉強した甲斐があった。
オレは絶対に合格しか許されないという状態にまで追い込む為にこの高校一本に絞って勉強した。
滑り止めの高校なんて必要ない、落ちたらまた母親との汚れた日々を送らなきゃならない…そんなのはもううんざりだ、中学を卒業して荷物をまとめてここから離れた奥多摩で3年間を過ごすのみ。
オレは最後に母親の所に行った後、念のためにおじさんに連絡を取り、母親がオレの住んでるマンスリーマンションの居場所を聞いてきても決して言わないようにして欲しいと頼んだ。
勿論おじさんにはあれ以来身体の関係は結んでいない、と言ったが、察するものがあったのだろう。
おじさんには、これから追い込みの時期だから、出来るだけ勉強に集中したいという理由をおじさんに伝えた。
母親からオレの住んでる場所を何度か聞いてきても、おじさんは一切教えなかったらしい。
おじさんが協力してくれたお陰でオレは志望校に合格出来た。
あれ以来、母親の所には行ってない。
邪念を振り払うが如く、マンスリーマンションに引きこもり、連日夜中まで勉強した甲斐があった。
オレは絶対に合格しか許されないという状態にまで追い込む為にこの高校一本に絞って勉強した。
滑り止めの高校なんて必要ない、落ちたらまた母親との汚れた日々を送らなきゃならない…そんなのはもううんざりだ、中学を卒業して荷物をまとめてここから離れた奥多摩で3年間を過ごすのみ。
オレは最後に母親の所に行った後、念のためにおじさんに連絡を取り、母親がオレの住んでるマンスリーマンションの居場所を聞いてきても決して言わないようにして欲しいと頼んだ。
勿論おじさんにはあれ以来身体の関係は結んでいない、と言ったが、察するものがあったのだろう。
おじさんには、これから追い込みの時期だから、出来るだけ勉強に集中したいという理由をおじさんに伝えた。
母親からオレの住んでる場所を何度か聞いてきても、おじさんは一切教えなかったらしい。
おじさんが協力してくれたお陰でオレは志望校に合格出来た。