この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第17章 問題児のいる、205号室…
学年は一緒でも年上という事で多少は遠慮していたが、あまりの勝手な行動と意味不明さにオレたちはキレて、いつしか敬語を使わなくなり、タメ口でしかも【宇棚!】とか【この茶坊主!】というようになった。

見た目が小僧丸出しの顔に坊主頭、そしてメガネをかけ、一番背が小さい。

160㌢58㌔

オレたちはこの男に何を言ってもムダだと判断し、寝る際には耳栓とアイマスクをするようになった。


そんなこんなでオレたちが暮らしている205号室は宇棚1人に振り回されている…

そして最後はこのオレ、古賀亮輔。
通称リョースケ。

1年A組でカズの同級生だ。

今までの経歴は言わなくても分かるだろう。

母親との二人暮らしで、母親のパトロンとして沢渡のおじさんが父親代わりだ。

父親と腹違いの5つ上の兄がいるらしいが、オレが生まれて間もなくして離婚をしている為、父親と兄がどんな人物だったのかはよく知らない。

父親は貿易会社に勤務しており、コロンビアのコーヒー豆を扱う担当責任者として、1年のほとんどはコロンビアに滞在している。

父親はともかく、兄はどんな人物なのだらうか?
母親はその事について多くは語らない。
ただ解っているのが、兄は父親とコロンビア女性のと間に出来たハーフで、母親と再婚の際、コロンビアから日本に来た。

だが、その後にオレが誕生し、母親はオレの育児に追われ、兄を邪険に扱う。

それを知った父親は兄の事を考え、親戚の家に預けたらしい。

何せ4,5才までコロンビアに住んでいたせいか、日本の生活に馴染めず、離婚後親戚の家に預けたが、結局は馴染む事が出来ずに、中学を卒業と同時に単身で母国のコロンビアへと戻った。

今ごろはコロンビアで何をしていたのだろうか?

あ、ついでにオレの身長は175㌢62㌔
悪くは無いが、決して良い顔でも無い…


/266ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ