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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第22章 ふざけんな、このヤロー!
少なくとも、校長や教頭、学年主任の教師にそれなりの謝礼をしなければならない。

宇棚の父親は入学の際に、莫大な費用を費やしたみたいだ。

だが、父親の願いとは裏腹に宇棚は寮生活でも好き放題に振る舞っていた。

何せ協調性が0でコミュニケーションがまともに取れない。

同室の生徒達は寮長や教師に苦情を言う。

宇棚が真夜中に部屋を抜け出し、カップラーメンやら、スナック菓子をわざわざ学校から離れた駅までタクシーに乗り、付近にあるコンビニで大量の食料、特にカップラーメンやおにぎり、サンドイッチ、アイスやレトルト食品にスナック菓子、炭酸飲料等々。

金だけは好きなだけ与えていただけに、宇棚はその金でコンビニに行ったり、 ゲーセンに行ったりと、寮の規則をハナっから無視して、部屋でバリボリと音を立てながら飲み食いし、ゲームをやって気づけば朝になり、真っ先に食堂に行ってはいの一番に朝食を食べ、部屋に戻って夕方近くまで寝て、それから起きてまた夕飯の時には真っ先に食堂に来ては…という繰り返しで、まともに授業すら受けた事が無い。

それに一番頭を悩ませていたのが寮長だった。

いくら注意しても

「はい、わかりました!」

と元気よくハキハキと返事するが、ニワトリの如く、三歩歩くと既に忘れてしまい、同じ事を繰り返す。

寮長は宇棚が理事長の知り合いの息子だという事を知り…というか、宇棚本人がバカ正直に理事長のお陰でこの学校に入ることが出来た、と言いふらしていた事で、【アイツは理事長から金貰ってここに入った裏口入学ヤローだ】という事がバレ、当時は学校内で物議を醸した。

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