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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第22章 ふざけんな、このヤロー!
それ以来、205号室には宇棚が出てくるっ!というウワサが流れて、【そんな今時ユーレイなんて信じるヤツがいるのか?】と言って誰もが信じて無かったのだが、寮長と去年の同室だった生徒達、そしてオレたち三人は宇棚の亡霊を見た、というワケだ。
川田という上級生はオレたちにこう告げた。
「ユーレイって言っても、相手が宇棚なら、逆にからかって遊んでやりゃよかったのに」
…バカヤロー!
いくら相手が誰だろうと、ユーレイには違いないだろうが!
そして歯切れの悪そうな事を言って、ハッキリと本当の事を言わなかった寮長にはオレたちはこう言った。
「テメーのせいでトラウマになったじゃねぇか!何が寮長だ偉そうにこのヤロー!」
オレたち三人は寮長をボッコボコにした。
その事についてはオレたちにも非があったが、それを一切言わなかった寮長が一番悪く、オレたちは205号室から308号室に移った頃、寮長の職を外され、校内及び、各学年の棟の清掃員として日々清掃を行っていた。
それにしても…ユーレイか…
いや、それよりもっと厄介な者がいる。
それは母親だ。
もうすぐ夏休みが始まる。
あの家に帰省するのか…憂鬱だ…
川田という上級生はオレたちにこう告げた。
「ユーレイって言っても、相手が宇棚なら、逆にからかって遊んでやりゃよかったのに」
…バカヤロー!
いくら相手が誰だろうと、ユーレイには違いないだろうが!
そして歯切れの悪そうな事を言って、ハッキリと本当の事を言わなかった寮長にはオレたちはこう言った。
「テメーのせいでトラウマになったじゃねぇか!何が寮長だ偉そうにこのヤロー!」
オレたち三人は寮長をボッコボコにした。
その事についてはオレたちにも非があったが、それを一切言わなかった寮長が一番悪く、オレたちは205号室から308号室に移った頃、寮長の職を外され、校内及び、各学年の棟の清掃員として日々清掃を行っていた。
それにしても…ユーレイか…
いや、それよりもっと厄介な者がいる。
それは母親だ。
もうすぐ夏休みが始まる。
あの家に帰省するのか…憂鬱だ…