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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第24章 ムラムラしてしまい…
寮で生活している時は女っ気が全く無く、男ばかりで気楽な生活を過ごしていた。

だが実家に帰省して一番懸念していたのは、かつての忌まわしい記憶が甦り、母親に対する警戒心が強くなってしまう。

中学の頃のように寝てる時にモゾモゾとベッドに入り、朝勃ちしている肉棒をジュルジュルとヨダレを垂らしながら舐めている、そんな日々だった。母親に咥えられて目が覚める、なんて事が何度もあった。

しばらくぶりの実家で自分の部屋なのに落ち着かない。

昨日数ヶ月ぶりに顔を合わせた途端、ハグをしてきた母親の大きく柔らかい胸の感触を思いだし、勃ってしまった。

母親はリビングでテレビを観ている。

前と比べて艶っぽさに母性が加わり、包み込んでくれるような癒しすら与えてくれる雰囲気に変わっていた。

去年の今ごろは母性どころか、男の肉棒に餓えた熟した女で、暇さえあればオレの身体を求めてきた。

今でも母親の言った言葉が頭から離れない。

【好きになったら血の繋がりなんて関係ないわ。私は亮輔が好きだからこうして気持ちいい事してるの…親子でセックスするのがそんなに変なの?】

あの言葉を聞いてオレは息子というより、母親の性欲処理の相手として玩具代わりにされると思った。

そんな母親に幻滅したオレはおじさんの協力を得てマンスリーマンションに住み始め、母親と一切顔を合わせずに中学を卒業するまで距離を置いた。

あの時は実の母親と関係を持つことに罪悪感を感じ、逃れるような形でマンスリーマンションの一室でひたすら勉強三昧の日々を送っていた。

しかし今の母親は去年の時とは違う。

というか、そんな母親を見てオレが欲情している…

何故だろう、急に母親とヤリたくなった。

いつものようにそそり勃った肉棒を咥えてくれないかな、そんな事すら考えているうちに、はちきれんばかりの肉棒となり、どうにも我慢が出来ない。

あれだけ嫌がっていた母親との交わりが今の母親を見て、いてもたってもいられなくなり、オレは部屋を出てリビングのソファーに座ってテレビを観ている母親の前に立った。

「あら、どうしたの?」

昨日と同じVネックのサマーセーター、はちきれんばかりの谷間にムチムチした白の短いスカート。

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