この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第31章 道具買い揃えようぜ!
オレたちは部屋で格闘技専門ショップのHPを開き、人数分のオープンフィンガーグローブとヘッドギア、マウスピースにレガース、サンドバッグは許可なしに吊るしておくワケにはいかないので、キックミットとパンチングミットを二つづつ購入した。
「出来るだけ長持ちするよう、良いヤツを買おうぜ」
「お前、一万しか出さないクセに高い物買おうとしてんのかよ!」
合計で10万以上かかってしまった…
結局ほとんどの金はオレが出すはめになってしまったが、商品が届いた時は嬉しくて思わずグローブをはめ、レガースを付けて、ヒロトがキックミットを持ち、オレがバスーン!と蹴りを入れてみた。
「スゲー、いいよこれ!この感触たまんねぇよ!」
「オレも、打ってみるからリョースケ構えて…」
オレは両手にパンチングミットをはめ、カズの前で構えた。
【スパーン!】
「うおっ…危ねっ!」
カズのあまりのパンチ力にオレは後ろに吹っ飛ばされた。
スゲーな、コイツのパンチ力は…
「とにかく明日小久保さんが来る前に用意しておこうぜ」
「そうだな、これ見て小久保さん驚くだろうな」
「早く明日になんないかな…」
オレたちはその夜、いつもなら勉強するはずなのに、届いたばかりのグローブやヘッドギア等を見ては、タオルや手拭いで丹念に磨いて、いつの間にか寝てしまった。
翌日、レクリエーションルームで道具を揃えて小久保が来るのを待っていた。
「おーし、今日もやるか!…っ!何だ?お前らミットやグローブ買ったのか?」
レクリエーションルームの扉を開け、小久保さんはオレたちがオープンフィンガーグローブをはめ、ヘッドギアを被り、脛にはレガースを着用しているのを見て、しばし固まっていた。
これを機に本格的な総合格闘技の技術を習う事になった。
「出来るだけ長持ちするよう、良いヤツを買おうぜ」
「お前、一万しか出さないクセに高い物買おうとしてんのかよ!」
合計で10万以上かかってしまった…
結局ほとんどの金はオレが出すはめになってしまったが、商品が届いた時は嬉しくて思わずグローブをはめ、レガースを付けて、ヒロトがキックミットを持ち、オレがバスーン!と蹴りを入れてみた。
「スゲー、いいよこれ!この感触たまんねぇよ!」
「オレも、打ってみるからリョースケ構えて…」
オレは両手にパンチングミットをはめ、カズの前で構えた。
【スパーン!】
「うおっ…危ねっ!」
カズのあまりのパンチ力にオレは後ろに吹っ飛ばされた。
スゲーな、コイツのパンチ力は…
「とにかく明日小久保さんが来る前に用意しておこうぜ」
「そうだな、これ見て小久保さん驚くだろうな」
「早く明日になんないかな…」
オレたちはその夜、いつもなら勉強するはずなのに、届いたばかりのグローブやヘッドギア等を見ては、タオルや手拭いで丹念に磨いて、いつの間にか寝てしまった。
翌日、レクリエーションルームで道具を揃えて小久保が来るのを待っていた。
「おーし、今日もやるか!…っ!何だ?お前らミットやグローブ買ったのか?」
レクリエーションルームの扉を開け、小久保さんはオレたちがオープンフィンガーグローブをはめ、ヘッドギアを被り、脛にはレガースを着用しているのを見て、しばし固まっていた。
これを機に本格的な総合格闘技の技術を習う事になった。