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寝取られ妻 2
第4章 シーン 4
 うわごとのように快楽の証を呟きながら、自分ではもう止める事が出来なくなっていた。
彼の身体に下半身は密着させながら激しく蠢き、上半身は彼の首に手を廻し自分に引き付けて口付けをせがむ。あたしは彼の虜になった。
 身体の最奥に打ち込まれた楔を抽送して得られる粘膜の愉悦は、身も心もとろけさせるほど甘美で、押さえようとしても押さえられない嗚咽のような声を出して悶えるしかなかった。
身体に挿入された男性は粘膜を限界まで押し広げあらゆる官能を刺激していたが、一番奥の部分の普段は疼痛に似た感覚のある部分に次第に触れて来ている。大輔とのセックスでは騎乗位の時しかそこまで触れられる事はない場所に、身体を重ねる姿勢でやすやすと届き疼痛の源が当たっている感覚が強くなっていく。
「ああ。変なの。」
 疼痛を感じる場所が甘く痺れるような刺激を伝えてくる。
「ああ、ほんと変、なんか変。」
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