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第2章 シーン　2

　携帯が震えて着信を告げる。
「はい。」
「あ、俺だ、もうすぐ着くけど、準備は良い？」
「大丈夫よ。後どれくらい？」
「今、駅に着いたところだから、そうだな風間がケーキ買っていくと言うので、買い物していくから２０分くらいかな。」
「分かった。気をつけてね。」
「じゃあね。」
　携帯を切ってから姿見の所に行って自分の服装をチェックしてみる。ブルーのトップは胸元が大きくＶ字に開いて胸の谷間が見えるのと、生地が薄くピンクのブラが透けて見える。
スカートは股下ぎりぎりのデニムのフレアミニで、屈んだりすると間違いなく下着が見える。最初から見られる事を想定したパンティはブラとお揃いのピンクのレースのビキニでちょっと透け感のある素材。
　化粧はいつもより入念にアイラインを引き、マスカラで睫毛を濃く太く伸ばしてぱっちりした目で風間さんを誘惑する。ちょっと露出過多かなとも思うけれど、前に来た時もタンクトップにミニスカートだったから前より露出し過ぎている訳ではないと思う。