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寝取られ妻 2
第6章 シーン 6
 大輔とのセックスで感じなくなったのは行為そのものが嫌になったのかもしれない。いや、それどころかあたしはもうセックスで絶頂を得る事が出来なくなってしまったのかもしれない。そんな不安までもがむくむくと頭の中に湧き上がってきた。どうしよう?本当に感じなくなったら。精神的な物なのだろうか。それとも何か別な理由があるのだろうか?
 今までもその日の体調で感じ方が変わったり、イメージプレイの設定にセックス以前に凄く興奮したりと言う事はあったけれど、セックスそのもので感じなくなった事は初めてだった。
 あの後大輔は求めてこない。あれがたまたま偶然であの時だけ感じなかったのか、それとも次もそうなのかは分からなかった。急に不安が大きくなってきて、本当に感じないのかどうかも試してみたくなった。
「じゃあゆっくり呑んでて。あたしお風呂入ってくる。」
 食事も終わり、大輔もテレビを見ながらビールを呑み始めた。
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