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第1章 シーン　1

　イメージプレイはあたしが北上さんに抱かれる前から、夫婦生活の刺激のために度々行っていたのだけれど、大輔の希望で北上さんに抱かれて以来、イメージプレイの内容に色々なバリエーションが加わり、他の男性があたしを犯すと言うパターンから、実際に大輔以外の男性、北上さんに犯されたその事実を踏まえて、今度はそれに対するお仕置きと称してまた別の男性に犯されるパターンが多くなってきた。それも前と違って具体的に実在する男性を対象としていた。そうしてここ最近は続けて風間さんが登場している。北上さんの性器を受け入れた後は、大輔の興奮はそのジュニアが今まで見たこともないほどの勃起と硬度を示して驚いたのだが、刺激は次第に薄れてくる。
　やがて、北上さんとの行為よりもその後のお仕置きに登場する男性の方に刺激の興味が移って来ていることを感じさせた。
　頻繁に風間さんが登場することを考えると、大輔は今度は風間さんにあたしを抱かせようとしているのではないかと言う気がする。