この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第2章 第一話 【桜草】 戸惑いと、ときめきと
「私が悩んでいるのは、それだけじゃない。私の父が真に殺害されたのかどうか、そのところはいまだに判らない。恐らく永遠の謎だろう。しかし、父の部下たちが火事に見せかけ殺されたのは紛れもない事実なんだ。そして、その卑怯な茶番劇をやったのは私の血の繋がった伯父なんだよ」
「―では、領相大監(ヨンサンテーガン)の甥というのは、あなた自身のことなの?」
 そこで、しまったと後悔する。今の話では、彼は事件のあらましを語っただけで、具体的に事件に拘わった人物が誰であるかは少しも喋っていないのだ。なのに、事件当時、まだ六歳にすぎなかった明姫がこの話を聞いただけで、すぐに領議政の名を出したのはおかしい。
/1905ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ