この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第15章 第三話 【観玉寺の廃妃】  再生
「明姫、こちらへ」
 手招きされ、明姫はユンの側に行った。ユンが拝礼する側で、明姫も女性式の拝礼を行う。
「お祖母さま、今日は私の妻を連れてきました。私が生涯にただ一人の女と決めた者です」
 ユンはあたかも眼前に生きている祖母がいるかのように話しかけた。
「明姫、かつて私は、そなたのお祖母さまに、そなたを大切に守り抜くと誓った。今日はここで、私の祖母に改めて誓うよ。そなただけを愛し守り、側から離さないと」
 陵墓を取り巻くように桜の樹が何本か植わっている。都より春の訪れが遅いこの山も今は桜がほぼ満開になっていた。
/1905ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ