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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第2章 第一話 【桜草】 戸惑いと、ときめきと
 少し開いた小窓から外を覗いた明姫は悲鳴を上げた。
「大変、もう陽が暮れてる」
 背後から、ユンも外を覗いている。
「確かに。これはちと、まずいかな」
 ぼそりと言う彼に、明姫が噛みつくように言った。
「ちょっとじゃないわよ。物凄くまずいわ」
 家の外ははや、淡い宵闇の底に沈み始めている。陽暮れどころか、下手をすれば宮殿の門が閉まる刻限が近くなっているかもしれない。
「すぐに帰らなくちゃ」
 明姫は慌てて傍らに置いてあった外套を掴んだ。
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