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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第2章 第一話 【桜草】 戸惑いと、ときめきと
 ゆっくりとした足取りでユンがやってくる。
「失礼だが、私の許嫁者に何か用か?」
 余裕で現れたユンは、どこから見ても上流両班の子息といった風体である。
「い、いや。旦那さまのお連れとは存じませず」
「失礼しました。なあ、行こうぜ」
 二人は忽ち態度を変え、幾度も頭を下げながら逃げるように去っていった。
「何なの、あの男たち」
 明姫はまだ小刻みに身体を震わせていた。
「ここは色町だからな。妓房には妓生もいれば呑みに来た酔客もいる。別段、不思議はないさ」
 ふいに強い力で引き寄せられ、明姫は狼狽えた。
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