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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第21章 第二部【身代わりの王妃】 王の花嫁 
「母上(オバママ)、どうやらいつまで待っても待ち人は来ないようなので、私は大殿に戻ります」
 痺れを切らして立ち上がりかけた時、室の外から控えめな声が聞こえた。
「殿下、許(ホ)家のご令嬢がお見えでございます」
 ユンはあからさまに大きな溜息をこれ見よがしにつき、大妃をチラリと見た。
「やっと参ったようですね」
 対面をすっぽかせる良い理由ができたと内心は歓んでいたのに、これでは逢わないわけにはゆかない。
「通してくれ」
 ぶっきらぼうに応えると、すぐに両開きの扉が音もなく開いた。
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