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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第22章 第二部【身代わりの王妃】 稚(おさ)な妻
「ですから、殿下にこうして、お願いしております。幼い頃からの私の夢を叶えさせて頂きたいのです」
言ってから、怖々と王の反応を窺う。
「そなたの夢とは何だ?」
淡々とした口ぶりから王の感情は一切感じられない。
「学問をしたいのです。そのために、ここを出て、どこかの寺に入りたいと考えています」」
しばらく言葉はなかったが、やがて低い笑い声が聞こえた。そのことに、春花は胸をなで下ろしていた。どうやら、王は怒ってはないようである。
言ってから、怖々と王の反応を窺う。
「そなたの夢とは何だ?」
淡々とした口ぶりから王の感情は一切感じられない。
「学問をしたいのです。そのために、ここを出て、どこかの寺に入りたいと考えています」」
しばらく言葉はなかったが、やがて低い笑い声が聞こえた。そのことに、春花は胸をなで下ろしていた。どうやら、王は怒ってはないようである。