この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第3章 第一話【桜草】 逢いたくて~恋ごころ~
 まったく、何の部署にいるかは知らないが、昼日中から逢い引きをしようと迫ってくるとは、見かけによらず大胆な男だ。
 だが、明姫は心が弾むのを抑えられなかった。ユンとまた逢える。しかも、二人きりで。
 夜であれば、時間をさほど気にする必要もない。明姫は後宮生活も長く、いっぱしの女官として認められているから、一人部屋を与えられている。相部屋であれば、人眼や時間を気にする必要があるけれど、一人なら、ある程度の自由がきく。
 極端な話、夜明けまでに自室に戻れば良いのだ。もっとも、幾ら何でも、そこまでユンと一緒に過ごすつもりはないが。
 その日は夜になるのが待ち遠しくてならなかった。我ながら、現金なものだ。
/1905ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ